先週末は映像に重ねるナレーションの録音、いわゆる「ナレ録り」があった。あるメーカーのプロモーション用コンテンツを制作するためで、防音された専門のスタジオで行う。
もちろん、語りはプロのナレーターにお願いするのだが、業界裏話が面白い。こちらの業界も最近は不況で、昔に比べると海外ドラマ吹替えなどの声優さんの仕事もかなり減っているようだ。TV局も予算を絞っているのでしわ寄せは末端にくる。華やかな芸能界というイメージは、ごくひと握りの世界らしい。
ひるがえって縮小傾向の2輪業界も、マーケットサイズは最盛期だった80年代初頭の「10分の1」である。長期にわたる世界的不況に加え、少子高齢化、資源の枯渇、環境問題・・・。突破口はあるのだろうか・・・。