もちろん、そんな表題なわけありません!
先週日曜に川崎大師様で開催された「ライディングアカデミー東京」では、スポーツライディング系のカリキュラムをとことん突き詰めました。
ただ、問題は天候・・・雨が降ったりやんだりで一日中、アスファルトは乾くことがありませんでした。そんなときはどうするか!? 頭を「雨モード」に切り換えるのです。「イヤだな、滑りそうだな~、転びそうだな~」と思っているとネガティブ思考のスパイラルにはまって、一日がつまらなくなってしまいます。逆に「タイヤが滑って楽しいな~、これはスライドコントロールの練習にはもってこいだ!」と切り換えることで、ぜんぜん走りがちがってきます。
雨の走り方にもコツがあって、その鉄則をしっかり守って走れれば、フルウェットでもヒザ擦りできてしまいます。もちろん、ノーマルタイヤで。実際、その日も「思考の切り換え」がうまくできた人は、少々リヤタイヤがスライドしても、ちゃんと自分のバイクをコントロール下において乗りこなしていました。つまり、雨の日はトレーニング効果が高いのです。たぶん、その後でドライ路面を走ったら、圧倒的にバイクも寝かせられるし、タイヤの接地感もビンビン感じるはずです。
※上写真はRA-TAKA先生のアルバムからお借りしました。
もちろん、最終的なグリップ力はタイヤの特性による部分も大きいですが、「低い限界」の中でライダー自身が身体能力を使ってカバーしようとすることで、得られるスキルも多いことは事実です。
私はけっこう好きですね、雨(^^)