ロケのため、2日連続で箱根まで往復した。1日目は爽やかな秋晴れで、平日でも観光客が多く、けっこう交通量はあるほうだった。観光で来ているドライバーは景色を見ていたりして気もそぞろ。思いがけない動きをするので気をつけないと危ない。ロケ中もパーキングで後方確認もせずにいきなりバックしてきたクルマがあった。危うくぶつかりそうだったが、クラクションを激鳴らして、寸でのところで止まったくれた。
ひと言警告しようと思って運転席を覗きこんだら、ヨボヨボの老夫婦で、何にも言えなくなってしまった。どう見ても、もう運転すべきではないし、このまま運転を続けていたら、いつか人を殺してしまうかもしれない。だれか身近な人が諭してあげないといけないと思うが、聞く耳を持たないのかもしれない。法で規制するしかないのだろうか・・・。
これ以外にも、パーキング横でウインカーも出さずにいきなり急制動して停止したクルマに突っ込みそうになったり・・・。もとろん、細心の注意と十二分な安全マージンをとって走っているが、それでも限界はある。いかに自己防衛するか・・・ライダーにとって永遠の課題である。
こんなことを書くつもりはなかったのだが、最近は運転マナーが悪い(分かっていない、あるいは衰えている)ドライバーが多い気がする。我々ライダーとしても、常に周囲からどう見られているか、自覚を持って行動したいと思う。
さて、本題。
晴天とドシャ降りのシーンをどう編集するかは編集者の腕次第だが、今回はいろいろと新たなトライをしているので面白くなりそうだ。次回、「MOTOCOM」vol.6に期待していてほしい!