「MOTOCOM」2011年を振り返って【前編】

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今回は私が編集長を務めるWEBマガジン「MOTOCOM」についてお話したいと思います。

「MOTOCOM」は“粋な大人のライダーのための目利き＆コミュニティサイト”をコンセプトに掲げ、WEBで見られるフリーマガジンのかたちで昨年5月に創刊。皆様にご愛読いただき、お陰さまで無事年を越すことができました。今後も、私が大好きなバイクという乗り物の素晴らしさをより多くの人々に伝えるとともに、成熟した大人の趣味、文化としての幸せなモーターサイクルライフを広げていきたいと思っています。

「MOTOCOM」の理想は常に高く掲げていたいと思っています。ただ、なにぶん、少人数で運営しているため、“やりたくても”できていないことも多く歯がゆいのですが、少しづつでも夢に向かって前進できたらと思っています。今年はコンテンツをさらに充実させながら、もっと皆様とコミュニケーションできる仕組みを作っていくつもりです。また、昨年末には「MOTOCOM」初の走行会イベントを富士スピードウェイで開催しましたが、皆様とリアルに出会えるこうした機会を増やしていけるよう頑張ります。まだまだ駆け出しのメディアですが、どうか成長を温かく見守ってやってください。

“世界観“

さて、「MOTOCOM」のメインコンテンツとして人気のコーナーが「SHOWDOWN ザ・対決」です。毎回、編集部の独断と偏見で選んだ注目のライバルモデル2台を、動画と写真による詳細なマシン解説、徹底したインプレッションにより、いろいろな角度から素性を浮き彫りにしていきます。特にこだわっているのは「MOTOCOM」のコンセプトに基づく独自の“世界観”です。私たちが大事にしたいのは、マシンの性能やスペックだけではありません。そのモデルが生まれた背景や長年築き上げてきたブランドとしての主義主張、そのマシンを所有しライディングすることでもたらされるプライドや幸福感、エキサイティングな感動や安らぎなど、エモーショナルな心のひだの部分にまで入り込んだ表現にこだわりたいと思っています。バイクと人間が共に歩む中で紡ぎ出すストーリー。それが“世界観”だと思っています。動画と写真、文章によってそれが皆様に伝えられたら幸せです。「SHOWDOWN ザ・対決」では主にビッグバイクや輸入車のニューモデルをメインに扱ってきましたが、今後はもう少しテリトリーを広げていきたいと思っています。

「MOTOCOM」2011ベストランキング！

年も新たになり今週からまたコンテンツが更新されますが、その前に2011年に「SHOWDOWN ザ・対決」に登場したモデルについて、いま一度振り返ってみて、自分の中でのベストランキングを選出してみたいと思います。エントリーは以下のモデルです。

創刊号
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