オヤジレーサーです
昨日のF1中継でM・シューマッハが
「41歳の自分は昔となんら変わりは無い」
みたいな事を言ってました。
彼が言うんだからそうなんだと思います。
かなりスケールダウンしますが僕はどうでしょう?(笑)
復帰してからほとんど筑波しか走ってませんが
実は今のほうがうまく走れてるんじゃないかと思ってます。
レースどころか
バイク自体から10年以上も離れていましたが
その間好き勝手にやった分いろんなヒドい目にもあいました。
家族持ちになり子供も成長しました。
5年前から偶然始めた毎朝のトレーニングも
復帰にあたり、功を奏した形になってますし、
これが無ければ体作りから始めなければいけなかったでしょう。
中途半端にレースを投げ出してしまった20代の頃と比べて
一番の違いはズバリ「気持ち」。
逆に言うと昔は気持ちが弱かったんだと思います。
弱い犬ほど良く吠えるってヤツでしょうか・・・
成績が出ないのを自分以外のせいにしたりしてました。
あと、昔は多少なりとも感じていたスピードへの恐怖心が
今は全くと言って良いほどありません(笑)
ブレーキングポイントを奥に持っていったり、
スロットルを開けるタイミングを早めてみたり、
いろいろ試して限界を探ってますので
現在のほうが断然チャレンジングに走ってます(笑)
この部分はテクニック云々じゃどうにもならないなんですよね。
ライディングスクールなどでは教わる事の出来ない
自分でどうにかしなきゃいけないところです。
今は「若い時にもっと強い気持ちがあれば・・」と
ちょっぴり思ってます(笑)
強い気持ちと周囲のバックアップ、努力とセンス・・
いろんな要素がタイミングよく集合して初めて
一流選手の階段を上がることが出来るんだなあ・・と
最近になって理解しました。
どれが欠けてもダメ・・と。
この経験は自分の子育てに生かしています。
若いうちに強い気持ちを持たせる。
これがどんなものより素晴らしい
両親からのプレゼントなのだと思います。