MOTOCOM LOGO

オヤジレーサー全力疾走!!

リターンレーサーがレースに子育てに大奮闘中


先日の雨練習、走り始めは様子見で10秒台、
楽しくなってちょっと攻めて7秒台。
レイン10秒と7秒の3秒の差はどこから生まれたのか?
実際のデータを見ながら検証します。
1コーナー
201105163.gif
が7秒台のラップ、が10秒台。
実線が加速、点線がブレーキングを表します。
はブレーキと同時にインに寄せており、
明らかにタイトに進入しようとしてます。
ちょっと前からレイン時の自分は特にラインが
ワイドになりがちだな・・と気がついていて
ドライに限りなく近くタイトに走ることを試していたのです。
上のグラフ、左側にタテに赤線が入ってますが、
これがグラフ上の現在地点。
はタイトに進入しつつもより高い速度を保っている事がわかります。
1ヘアピン
201105164.gif
ここもタイトに進入しつつも進入スピードはの方が速いです。
上のグラフの赤タテ線が今の位置ですから、
もう加速を始めつつその後しばらくより
高いスピードをキープし続けている事がわかります。
2ヘアピン
201105165.gif
ここもタイトに進入。
ボトムスピードはあまり変わらないどころか
の方がより遅いくらいです。
しかしこの後の加速を見ると、
ずっとが上回っています。
スピードをきっちり殺して向きを変えて
しっかり立ち上がったほうが早いという当たり前の結果が
こうしてグラフが証明するわけです。
最終コーナー
201105166.gif
進入角度はさほど変わらないみたいですが、
最高速(上のグラフの山の頂点)からブレーキングした後の
スピードの落ちが大きく違います。
の方が高いスピードをキープしている)
のラインの方がハラんでますが、
実線に変わる(加速に移る)のが早く
のようなインキープのラインでは
加速が遅くなってしまっているのがわかります。
よく言われている通り、
最終コーナーは高いスピードで直線的に進入し、
減速しながらハラみつつ我慢・・
向きが変わったら一気に加速・・
これは間違いないようです。
のグラフが横ばいになっていますが
これはパーシャルが長かったと言う事で、
要するにタラ~っと走ってしまっていると言う事。
最終立ち上がり
201105167.gif
上のグラフでは速度で12km/hの差がついてます。
はコース幅もきっちり使って立ち上がり、
あれ?
なぜかコントロールライン手前では点線に・・
実はこれ最終周で、チェッカーを見てスロットルを戻してるんですね(笑)
こんな事までわかってしまいます。
のタイムは1分7秒5ですから
もうちょっと出てたんでしょうか・・。
さて、
3秒の差はざっとこんなもんです。
タイムアップしたいと思っている皆さん、
コーナーを頑張りすぎて
加速が遅れていませんか?
直線的に速いスピードで入って
きっちりスピードを殺して
スパッと加速!
もう一度ご自身の走りを検証して見ましょう。

Written on 5月 16th, 2011 , オヤジレーサー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*


表示された文字を入力してください

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">

Copyright © 2011 MOTO COMMUNITY All Rights Reserved.
powered by WordPress