2年連続で北海道から
鈴鹿8耐にエントリーしたチームがあります。
ライダーの安孫子さんは、先日閉鎖になったHSPの
それこそオープン当時からレースをしている人で、
僕がデビューする88年の前年、
つまり87年のSP250チャンプです。
僕は一度やめてほぼ15年のブランクを作ってしまいましたが
今50歳の安孫子さんは1995年から7年連続出場の8耐を含めて
今までずっと走り続けていたみたいです。
昨年からピットクルーをしてくれている
佐藤さんが、ペアライダーの
元ヤマハワークス難波さんのお知りあいという事で
8耐に応援に行かれた際、「安孫子さんってご存知?」と
メールを頂き、奇遇だなあと思いました。
若いころの僕は
世界GPに行けないんだったら
レースなんかやる価値がないと、本気で思ってました。
でも恥ずかしながら、猛スピードでオートバイを走らせる理由は
そんな事だけではないんだということが
復帰してからようやくわかりました。
安孫子さんの活躍を目にして
いまだに北海道の2輪レース界を引っ張っておられる様子を見て
その思いは一層強くなりました。
いわゆる出世組に負けず劣らず
どさん子のヒーローだと思います。