今回のパワーチェック&セッティングで
2010年秋のフルコン導入より約80通り試してきたマップは
実はイマイチだったということが判明しました(笑)
グラフを見ると、7~8000のあいだにもの凄い谷があって
そこからパワーが急に立ち上がって12000で頭打ち。
そしてなだらかにさがる・・・という感じでした。
14000まで回すと、もてぎのストレートなんかだと
6速に入る地点がずっと奥になってしまうので
13000アップにしてましたが、グラフで見てよくわかりました。
よく考えると
2010年春に何も考えずに07年式のマシンで
いきなり1秒フラットまで出た時の状態が
いちばんマトモだったという事になります(笑)
当時の仕様はレオビンチの細めのフルエキに
純正のECUの「フルエキ用」書き換えマップ。
一度ベンチで計りましたが後軸で113でしたか・・
夏からST600に出ることになって
直前まで調子を崩してましたが
原因は今だから書きますが簡易サブコンでした。
「つなぐだけでパワーアップ!」とか言うヤツにだまされてました。
ステージ2というエキパイの太いARROWフルエキに交換して
抜けすぎを防ぐ意味でつけてました。
「どうもコイツが怪しい・・」と当日の予選前に外す事を決意。
するとそれまでのスランプが嘘だったかのように1秒台にポンと入り
あわや0秒かというタイムまで行き、いきなりフロントロー(笑)
まあ、この時点でも余計な事してレベルも春から足踏みだったわけです。
最終戦は09に乗り換えて出ましたが
09用のフルエキマップがなぜか存在しなかったので
仕方なく「スリップオン用」マップで走る事になります。
パンパンバスバス言って薄すぎなのはわかりましたが
何とか0秒突入に成功・・
そのあとのMAXには「これじゃイカン!」と
ついにフルコンを入れて必勝で臨むも
またもパワーダウンで惨敗・・
この状態では後軸で105くらいだったらしいです。
ここから脅威の実走80マップ地獄が始まるわけですが
何とかモノになったのが去年の3月・・
とはいっても例のスリップオンと同等まで行っただけという
ちょっとショボイ感じでした。
それからは
「こっちの方がハーネスもスッキリでいいじゃん!」
「レーサーっぽいし!」
などとと自分に言い聞かせてそれからマトモにマップを作りませんでしたし、
「いやいやオレの走りがイケてないんだよ」と
必死に取り組んだ足回りが決まってきて少しタイムも上がって来たので
ECUは事実上放置状態だったわけです。
丸裸にされた検証内容は冒頭に書いたとおりだったわけですが・・・
まあ、よく言えば伸びしろを残しておいた・・とでも言うんでしょうか(笑)
今週水曜木曜とチューナーさんが現地で
実走に合わせてセッティングしてくれます。
最後の仕上げに新品タイヤでアタックをかけてみますので
どんなタイムが出ますでしょうか。