筑波ロードレース選手権第2戦
ST600クラスに出場してきました!

予選
前日のエンジンブローと言う悪夢から一夜明けて
何とか出場にこぎつける事ができました。
寝てないとかエンジンがどうとかネガティブな事は考えずに、
ただただ自分の出せるベストを狙うことに集中!
前にスペースを作ってアタックラップに入ると、
あろうことか転倒が続出・・・
最終コーナーには救急車まで出動中です。
コースのいたるところで白旗黄旗が振られ、
前回のペナルティが頭をよぎります・・・。
スローダウンしている車両をまた間違って
追い越したりしたら嫌なので多少減速しながら数周流して
10周以上が経過、当然リーダーボードにはゼッケン7番は
表示されていません。
これはマズイと再度アタックラップに・・
スリップで1台抜きながら0秒4、
もう1周クリアーで0秒3、この時点でやっと5番手に表示されました。
前車に追いついたのでもう一度呼吸を整えて
最終ラップにもう一度アタック。
2ヘアピンまでかなり順調で、
確実にベストを更新している手ごたえを感じて
最終コーナー!しかし!気合が空回りして
見事に突っ込みすぎて失速気味に・・・
しかしリアを暴れさせながらなんとか立ち上がると
またしても0秒3・・・。もったいない!
終了後にチェックするとベストラップと
最終ラップのセクターベストを
足せば0秒08という事実が・・・。
1セクターもコンマ2ほどミスってるので
最終ラップはうまく行けば念願の59秒台に
入ったかもしれませんでした。悔しい!
決勝に向けてフロントフォークに小変更を加えました。
決勝
さほど緊張感もなく、前回同様直前までリラックスできました。
サイティング&ウォームアップで変更箇所の感触を確認して
取り敢えず大丈夫な手ごたえを感じていよいよスタート!
クラッチミート&加速自体はうまく行きましたが
1コーナーに入る時に外からかぶせられて行き場がなくなり一旦引く事に。
その影響で立ち上がりではさらに数台に抜かれて9位に転落、
6位争いを4台で展開する事になります。
集団の先頭、80番のCBRのペースがなかなか上がらず、
その間トップ集団が逃げていくのが見えます。
焦ってミスを犯してちょっと遅れても
すぐに集団に追いつくので自分のペース自体は
悪くないようです。
しかしこの集団にいてはもう勝ち目はなくなります。
早く仕掛けたいところですが差はつまるものの
抜くところまで行きません。
スリップに入ってストレートで何とかかわそうと
焦ってオーバースピードになった2ヘアピンで内足が外れて
マシンから落ちそうになったり、
あまり良い展開ではない状態で10周以上経過。
直後、レースが動きます。
集団の二番手だった43番
熊谷選手が80番をかわし、
さらに78番石井選手も前に出ます。
80番が第1戦同様終盤になって
ペースダウンしてきたようです。
自分も2ヘアピンで80番をかわすと
やっと集団のペースが上がりました。
その後石井選手が熊谷選手をかわして逃げていくのが見えて、
自分も何とか熊谷選手に張り付きますが、
テスト時から調子の良い熊谷選手のマシンは
スリップに入ることが出来ません。
結局このまま良いところなく8位でチェッカーとなりました。
ホントは勝ちたかったんですが
仕方が無いです。
次がんばる事しかできませんね。
皆様ありがとうございました!