オートバイ乗りにとって厳しい季節になってきました。
年中走る方もいればそうでない方もいます。
しかしサーキットを走り、レースで好成績を残したい方にとっては
オフシーズンと言われるこの時期に
スキルアップしておきたいところだと思います。
キチンと練習しておけば
3月になって周囲が走り始める頃には
ライバルに相当差をつけることが出来るでしょう。
そこで気になるのはズバリタイヤがグリップするのかどうか・・
と言うところだと思います。
答えとしては、準備さえキチンと整えて、
要点さえおさえておけば大丈夫と言えるでしょう。
まず一つは時間に余裕を持ってサーキット入りする事。
タイヤウォーマーを最低1時間半はかけることが出来るような
時間に到着する事です。
ホイールの中を冷風が通過してはダメなので、
毛布をかぶせるか、こういった専用アイテムの使用もベストといえます。
その間に身体のウォームアップも忘れずに。
15分程度ランニング。
その後ストレッチで身体を動く状態にしてあげます。
走行15分前くらいに終わって着替え始められれば
せっかく温めたからだが冷えなくてすみます。
コースインしたら筑波言えばサーキットで言えば3周は慎重に行きます。
しかし、ソローリソローリではタイヤが冷え切ってしまうので
加減速はキチンと大胆に行きましょう。
徐々にペースを上げて、アクセルワークは慎重に・・・。
例えば右コーナーがー続いた後の左コーナーは進入も加速も要注意!
これまた筑波言うとS字1つ目&1ヘアピン。
2ヘアピンから立ち上がってストレート、最終、1コーナーと
ハイスピードでタイヤが冷やされつつもこの区間は右コーナーのみです。
そこでS字の1個目を寝かせすぎ開け過ぎで行くと・・
マシンは一気に横を向いて吹っ飛びます。
ピットでセッティングした後も要注意。
何事も3周かけて元のペースに戻す事を
心がけましょう。
一度ペースをつかんでしまえば、
たとえ路面温度が3度とかでも
暖かい時期と同じようなグリップが期待できます。
慎重かつ余裕を持ったスタンスで
この冬、ライバルに差をつけましょう。