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オヤジレーサー全力疾走!!

リターンレーサーがレースに子育てに大奮闘中


先日、あるサーキットで行なわれた
某タイヤメーカー主催の走行会に
お客様を引率して参加してきました。
 
到着後まもなくして僕を見つけた運営スタッフがやってきて
「先導が足りないので手伝って欲しい」との事でしたので
「僕でよければ・・」と快諾してお手伝いする事に(笑)
 
初級から上級までの通常クラスが約150名、
体験クラスをあわせると250名以上が参加した
盛大な走行会で、運営も大仕事のようです。
 
転んで頭を強打したライダーさんがピクリとも動かない
ドキッとした転倒や、その他数台が自走不可能に
なってしまったようですが、
何とか大怪我もなく終了する事ができました。
 
いつもこういった走行会を見ていて思うことですが、
走ることで頭がいっぱいで、
事前の注意やサーキットのマナーを軽視してしまう、
または走り出したら忘れてしまうライダーさんが
少なくないですね・・・。
 
コースイン直後の白線カット・・
多少のカットならまだしも、
1コーナーのめいいっぱいアウトにいきなり寄せてしまう
危険極まりないライダーさんがいたり・・
 
たとえ時間が押していたとしても
事前のミーティングは大切だな、とあらためて感じています。
 
さて走りのほうですが、
初級の方たちはさすがに慎重です。
しかし転んでしまった方を数台、真後ろで目撃しました。

慣れてきてペースが上がってきたときが注意・・。
そのまま何もしなければ曲がっていけるのに、
オーバースピードと勘違いして
パニックブレーキに陥ってコースアウトや
転倒につながる例が殆どのようです。

バンク角やひざすりよりまず先に、
目線を先に持って行って的確なラインとスピードコントロールを
心がけるように走っていただきたいと思います。

中級上級の方たちはバンク時間がやたら長い。
コーナースピードも僕より全然速い方が
たくさんいました。
しかし、広い駐車場でグルグル回っているだけのような
コーナリングと言えばわかりやすいでしょうか・・・。
コーナースピードとバンク角は比例していますので
この走りではいつかは限界がやってきます。
とてもハイリスクですし、
中級上級の方の転倒はこれが殆どでしょう。
ワインディングでもこんな走りをしているかと思うと
ゾッとしますね。
  
タイムを縮める走りとなると実は
この「バンク時間」を如何に短くするかが
テーマになってきます。
理由は単純で、寝ていると開けられないからです。
  
街乗りやワインディングでも基本的には同じ。
スマートなライダーさんは、
それぞれのステージで優先すべき事柄を考える余裕も持ちつつ
ゆったりとコーナーを曲がって的確に加速しているはずです。
 
前日の夜に寝られないほどサーキット走行を
楽しみにしているライダーさんも多いはず。
 
大好きな事で残念な思いをしない、させないためにも
正しい方向を見て欲しいと思いました。

Written on 9月 8th, 2012 , オヤジレーサー

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