先日の記事の走行会で転倒して意識を失った方と
再会することが出来ました。
大事に至らず、ホントに良かったですが、
まずは再会を喜び、その後になぜ転んだのかを
検証する事に。
その方いわく、頭を打ったので転倒前後の記憶が
残っていないそうで、ライディングに関しては
検証できなそうですのでマシンを観察・・・。
ありました。
サーキットを走行したにもかかわらず
サイドまでサラッとしているタイヤ・・・・・
銘柄を書きますと、ピレリのディアブロロッソコルサ。
このタイヤは街乗り用ではありますが、
サイド部分にはレース用のSC2コンパウンドを採用しており、
グリップは十分で、サーキット走行をすれば
レースタイヤのような溶け方をします。
しかし、このサラッと加減・・・。
聞くとネットか何かで中古で購入されたそうで、
このタイヤで今回以前にも転倒されているようです。
要するにタイヤの賞味期限が完全に終わっていたと言う事です。
確かにタイヤは120/180サイズで5万くらいはします。
しかし転んだ時の修理代やまして怪我をしてしまっては・・・
「原因はこれですね・・・」
上記のようなお話をさせてもらって
今後はタイヤをケチらないという決意を頂きました(笑)
サーキットを走る上である程度の出費がかさむのは
仕方がないことです。
ご自身のみならずアウト側に他のマシンがいれば
巻き込む危険もあります。
マシン、ライダー共にあらゆるコンディションを整えて
存分に楽しんでいただきたいと思います。