いよいよレース当日・・
ニューマシンの実力を試す時が来た。
最終戦と言う事でなのか、エントリーが多く、
スポット組やケガから復帰したライダー達が名を連ねる。
フロントロースタートからお立ち台と、割と順調だった前回のようにはいかないと直感・・・。
予選開始!
整列時にたまたま前にいた前回4位だったDFRの選手についていく作戦。
アタック開始!
1コーナー、S字、1ヘアピン、DUNLOP・・順調に通過!
バラバラバラ!!
MCシケインでグリーンイン側の芝生を前走ライダーの膝がかすめて土ごと飛んでくる・・
やはり最終戦!色んなライダーから気合を感じる!
最終コーナーを立ち上がってアタック2周目突入、
ついていける!タイムは早くも1秒台、さらにアタック継続!
しかしMCシケインを切り替えした瞬間前走ライダーが真横を向いてハイサイド転倒!
「!!!」間一髪でかわしたがホントに危なかった!
この周は捨て、気を取り直しもう1周・・
自己ベストの1秒1が出てリーダーボードの2番手に浮上!
マシンの違いでコンマ2~3はタイムアップ出来てるみたいだ。
決勝のことを考えるとこのあたりでタイヤを温存したほうが良いと判断し、
予選を6周したところで切り上げる事とした。
しかしその後、好タイムが連発されてどんどん順位が下がり、
ついにリーダーボードから消えてしまう・・・。
「皆14周もアタックして決勝タイヤもつの??」
68番が消え去ったリーダーボードを見上げながら、
そんな余計なお世話的なことを嘆いているうちに予選終了・・・。
結果は
10位・・・。
しかも上位にいる5台は冒頭に登場した復帰&スポット組なので
順当と言えばそうなのかもしてない・・・。これが実力ってことか?
さすが筑波ST600・・う~ん、甘くないな。
サスを微調整して臨んだ決勝グリッド、
周囲のライダーのタイヤはなんと新品!
そうだったのか・・・
そりゃ時間いっぱいアタックできるわなあ(笑)
つづく